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会見する奥見司弁護士=2024年11月27日午後5時34分、神戸市中央区、有元愛美子撮影
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 兵庫県知事選をめぐり、斎藤元彦知事側とPR会社社長が公職選挙法などに違反する行為をしていたのではないかと指摘されている問題で、斎藤氏と代理人の弁護士が27日、それぞれ記者会見を開き、ともに法令違反を否定した。両者の会見のポイントをまとめた。

  • PR会社長投稿に「若干の戸惑い」「盛っている部分も」 斎藤知事側

 斎藤氏は兵庫県庁で会見した。PR会社に対価を支払って選挙運動の戦略立案などを依頼する公選法違反が指摘されている点について、「法に抵触するようなことはない。ポスター制作費など70万円を支払っただけだ」とし、法的に認められた支出だったと改めて説明した。

 PR会社の社長は選挙後、ネット上に「(斎藤氏に)広報全般を任せていただくことになりました」などと投稿。両者の主張は食い違っている。

 この点、斎藤氏は「(社長には)ボランティアでサポートしていただいた」と説明。あくまで社長の自発的な活動で、対価は発生していないと繰り返した。社長の投稿については「(社長から)事前には(投稿すると)聞いていなかった。若干の戸惑いがある」とも語った。

 一方、斎藤氏の代理人を務める奥見司弁護士も神戸市内で会見を開いた。

 斎藤氏とPR会社社長がつな…

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